馬鈴薯の種芋を植え付けようと畑を鍬で起こしていたら、全身土色のトノサマガエルが出てきた。
口を半開きにして目も見えているのかどうか分からないが、触ると反応するので生きていることは確か。
冬眠最後のまどろみを邪魔して申し訳なかったが、もう春だからとそのまま放置。
2時間後に畑を出る時も同じ所でじっとしていた。
小農の手作業だからこそ、こんな場面に出くわす。
大型機械に乗っていては気がつくことはないだろう。
畑の畔のフキノトウを採らずにおいたら、花が咲き始めた。
茎が伸びたらきゃらぶきで。
トウ立ちといえば、白菜のつぼみが美味しいことを知らない人は案外多い。
これを食べたいがため、いつも10株ほどの白菜を冬の間に収穫せず畑に残しておく。