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大豆の定植

7月最初の週末、梅雨ももうすぐ明けそうですね。
6月20,21日に苗床に種まきした大豆の定植を始めました。
畑(休耕田)2枚で1反と少しです。
寒冷紗をはずす前に、まず畑の周りをネットでぐるりと囲みます。
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もちろんイノシシなど獣たちから畑を守るためですが、キジ、ハト、カラスなど空からの攻撃には役に立ちません。

この休耕田は、周辺の一団の山間急傾斜農地とともに、管理していること自体に期間を限って国などからの補助金が出ています。
農産物の生産性にかかわりなく、野良仕事そのものに直接支払いするという、いわゆる「デカップリング」の考え方によるものです。
現在まだ十分とは言えませんが、これまでは各人の「農地を荒らしたくない」という思いにおぶさって自己責任のような形で管理をしてきたことに対し、鳥獣害の予防や草刈り、水路整備などにかかる手間とコストをきちんと評価することは大切なことです。
山の中ではそれでも耕作放棄地が増えています。

さて、種まきから約半月を経て、20センチほどに育った苗を2本、条間80センチ、株間40センチで糸に沿って移植していきます。
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大豆の定植_d0078789_2241613.jpg

気温30度を超える中、なかなか進みません。
麦の脱穀など他に作業もありますが、今週中に何とか終えたいと思っています・・・

<今週の動物>
最近ここらでも増えたアナグマ。
床下を掘って侵入、食糧を食い荒らします。
大豆の定植_d0078789_2253689.jpg

これは有害獣駆除の許可のもとで捕獲されたもの。
オリの中でも野性の猛々しさを見せていました。
by daizu19 | 2008-07-05 23:04 | 宮澤
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