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【週刊:おたより・2】

G.W.もやっと終わりを告げましたね。
農家にとっては農繁期のさきがけ、畑作り、田植えの準備、草刈りに追われる日々です。
今日6日は雨に降りこめられて、少し体を休めることができました。

トラスト生産者のうち何人かは、ニホンミツバチの飼育に強い関心を持っています。
ニホンミツバチは西洋ミツバチのように人に飼いならされた蜂ではなく、自然の中で自分たちの好きなように生きて飛び回っています。
この時期、ニホンミツバチは分蜂(ぶんぽう)の時期を迎えています。
春に新しい女王蜂が誕生して、それまで巣の中心にいた女王蜂が古い働き蜂たちをひきつれて集団で新たな巣作りのために外に出るのです。
その集団を自分の巣箱に取り込むことからミツバチの飼育が始まります。
すでに昨年からミツバチを飼い、蜂蜜を採取している人もいます。
今年の分蜂の群れもすでに取り込んだそうです。
また、野や畑や家屋に巣(自然巣という)を作っているミツバチの群れを取り込もうとしている人もいます。
巣箱の横に置いてあるのは「金稜辺」というランの仲間で、その花の香り成分が女王蜂の出すフェロモンと酷似していて蜂の群れが来るとされているのですが・・・
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何とか巣作りをしてくれないものかと待っています。
蜂蜜を作ってくれることはもちろんですが、その働きで果樹の受粉もきっと良くなるはずです。

《今週の花》
5月の初め、足元にはキンポウゲやシャガの花盛りですが、山道でちょっと上を仰いでみるとこんな花も。
秋が楽しみになるこの花、さて何でしょうか?
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先週の答えはカリンでした。
加藤さん、正解。
by daizu19 | 2009-05-06 23:51 | ニュース
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